マスクマンへの憧れの道が進みました。
高貴な鳥のように世界を羽ばたくRJB様と比べると
アンダーグランドの野良犬レベルな自分は
前々から考えていた愛犬ALTOの仮面を作る事にしました。
イメージ画
雑種です。雑種。
虎でもなくガルーダでもなく
雑種犬。
そして仮面と言えば
大好きなバンド SxE DAHLIAのドラム ひょ様
ひょ様もオリジナル仮面マスク 何種か持っておられます。
マスクしててもモザイクと言う
徹底した秘密主義w
グリーンホーネット
昔 本物の修復&複製した事あるw
仮面への縁を感じまくりですw
ドンキホーテ行ったら
ハロウィンで仮面沢山売ってて
とうとう土台となるものを買いました。
それにしても最近のハロウィンブーム
凄いですね。
売ってるマスクとか買いあさりたくなります。
そう言えば仕事関係なく
自分の物を作るなんて久しぶりな気がする。
製作過程も日記にできますね。
これから自分の仮面作りたい人は参考にしてください。
と言う事でマニアックな話になります。
まずはベースとなる仮面に粘土を盛り付けます。
スカルピーは仮面にしては重いし
焼かないと固まらないのでNGです。
100均のフワフワ紙粘土つかいます。
この粘土は造形には向きませんが
軽いので軽量化したい時には下盛にはいいと思います。
モデルとイメージ画をみながら作りました。
この紙粘土をしっかり乾かしたほうが良いです。
フワフワしてるぶん収縮もしますけど
左右のバランス感くらいで
細かい作り込みは無用です。
..........................
数日後
しっかり乾いたので
ガラスウールとFRP使って強度をあげます。
紙粘土が土台の仮面から外れないようにするのと
強度を上げるためです。
家に余ってたガラスウールが粗いのだったので
使いづらかったです。
購入して作るなら目の細かいものがよいです。
ビニール手袋して塗りましょう。
アセトン(シンナー)は筆を洗うようです。
冬なので硬化剤10%位でしたが
せっかちなので20%くらいにしました。
あんまり入れると熱が高くなりすぎて
煙でるから注意です。
硬化したら弱そうな部分に
もう1度塗りました。
FRPの硬化が済んだら
カットできそうな大きなガラスウールは切ります。
結構ラフで大丈夫です。
パテ盛して紙粘土の段差がなくなるようにします。
自分はタミヤのベーシックタイプパテを箱買いしてます。
場所によっては深くパテが入っているので完全乾燥までは
時間がかかります。
ですが表面を軽く削るくらいは30分もあれば出来ます。
強く削り過ぎると未乾燥なとこが出てくるので注意。
カサブタの表面を削るような感覚です。
(ポリパテでもいいと思います)
急いで作らないといけない仕事もあるので
造形を仕事にしたい人は
表面だけを削れる パテの乾燥加減と
未乾燥部分をえぐらないで削る力加減を覚えると良いと思います。
ハサミやカッター、ニッパーなどで
はみ出たガラスウールを丁寧にカット。
耐水ペーパー180くらいでガラスウールの断面
仮面のエッジの部分を綺麗に削ります。
全体的にも表面を軽く削りましょ。
最終的にエポキシパテで造形を足すつもりなので
大雑把な削り仕上げです。
(まだ 深い部分のパテは完全硬化してない事も忘れずに)
エッジのガラスウールが取れたので
エッジを綺麗にパテを盛り足します。
全体的にもパテを盛り直して
本日の作業はここまで。
このレベルのパテは割り箸使って盛ってます。
FRP乾燥90分くらいで
パテ盛りと削り2回で60分
2時間30分くらいの作業です。
最低でも2日位しっかり乾燥さすといいかもです。
自分の場合、この続きは、次の休みとなるので
3日は乾燥ですね。
その間に、どんな感じに造形を足すかイメージを固めときましょ。
ガラスウールの削り粉はしっかり掃除しましょう。
身体につくとチクチクして痒いです。
この手の作業する時は 必ずマスクもしましょう。
超特急で作りたい人はポリパテなど
硬化剤使うもの使いましょ。
ではまた次回!