2025/07/28

デザイン FOR TOKYO TATTOO CLUB


拝啓 歌川広重先生
お元気でしょうか?
先生の描いた江戸はすっかりネオンで
華やかな街になっています。

こちら2015-2016年
TOKYO TATTOO CLUB主催で
2回ほど行われた TATTOO ARTISTの作画展示会の
ポスターデザインです。
この頃はネオン+浮世絵が自分の作品として多かったです。
INTERZONEへ向かうのはもう少し後になります。




歌川広重 /     猿わか町よるの景 

江戸の芝居小屋の三座(森田座・市村座・中村座)
が集められた猿若町の夜の風景。

江戸時代に娯楽が禁止され
芝居小屋が浅草の旧猿若町に追いやられるんですよ。


浅草の言問い通り(MAP +印)にある通りと自分は解釈してます。
今でも舞台道具の倉庫があるので
当時の芝居小屋があった流れではないかと思うのです。

娯楽が禁止され追いやられるところが
刺青に対する社会の風当たりと似てるなと思って
作品のつじつまが出来た気がしました。

今は刺青は職業として
ちゃんと認められているんですよ~
独学で始める方も
衛生に関する知識をしっかりと
身に着けて欲しいと常に思っています。

歌川広重 /    する賀てふ 
こちらが第二弾のベースです。
やっぱり第二弾となると
ネオンの街に富士山が欲しくなるのですよ。

日本橋三越の前身である越後屋呉服店の名画です。


イベント パーティーでは
56TATTOO STUDIO 岸さんとロッキンジェリービーンさんが
ポスターに記念サインをするという
サプライズサービスも!

自分の作品なのでちょっと複雑な感じもするのですが
サイン版も欲しかったなぁと思うのであります。


彫師さんの作品って
アウトロー感あって好きなんですよね~


写真では分かりずらいですが
立体感あるような作りになっています。


拝啓 墨田区の母上様
アタクシは....

一応イベントの看板絵なんだから
照明くらい当てておけよ!
と思ってしまう心の狭い人間に育ちました。


この作品は2枚とも気に入っていて今でも
仕事場に飾ってあります。
照明当たってないけど!笑














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