皆で水をあげて育てた木がありました。
オレは、その木を大事に大事にしていました。
ある時、たいして手伝ってもないのに
その木に出来た実を食べた人がいました。
オレは狂ったように怒り散らし
あいつは悪いやつだと大きな声をだしました。
一緒に水をあげていた友達が言いました。
実なんて食べたらなくなるだけだよ。
誰にもあの木は持っていけないよ。
その木は皆で水をあげた木でした。
誰にもマネして作れやしない。
そんな木なんですよね。
その実を食べた人が何か変わるような
そんな実を育てよう。
離れていても、その根はちゃんと繋がっている。
目先の実より、見えない所で繋がるその根に
水をあげよう。
怒り罵るより価値のある水を。
ありがとう
モヤモヤとなんとなく残っていたのが晴れました。
言い辛い事を伝えてくれた感謝と共に、
今度はオレから
この想いをその根が見える人に伝えます。
この場をかりて。
AKO
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